収入を上げようとして散財した数年。努力の方向を間違えていたと気づいた理由

雑記

収入を上げたくて、自分にできることを模索してきた日々がありました。

40代に入って、老後のお金への不安が一気に高まったとき、私がまず考えたのは「どうすれば稼げるか」でした。支出を見直すとか、お金の流れを整えるとか、そういう発想はほとんどなかったんです。

とにかく「入ってくるお金を増やす」。それだけを考えて、数年間、いろんなことに手を出してきました。

副業・情報商材・仮想通貨……とにかく「稼ぐ」を目指していた数年間

副業ブームが来たときは、すぐに飛びつきました。ブログ、せどり、ハンドメイド販売。どれも「これで月5万円稼げる」みたいな情報を見ては始めて、続かなくてやめる、の繰り返し。

情報商材にも手を出しました。「主婦でも月収30万円」「スキルなしでもOK」というコピーに惹かれて、決して安くない金額を支払って。でも結果は……お察しください(笑)。

仮想通貨は、周りが盛り上がる前から買っていました。当時、「1,000万はいくよね」なんて話をしていて、実際に急に上がって「いけるかも!」と思ったんです。でもそこからずるずると下がっていって、怖くなって売ってしまいました。数十万の利益で終わりましたが、あのとき売らず、今も持っていたら……と悔しいです(笑)。

当時の私は、本気でした。「このままじゃいけない」という焦りも、「なんとかしたい」という気持ちも、全部本物でした。決して遊び半分ではなかったし、できる限り調べて、真剣に取り組んでいました。

それでも思い描いていたようにはいかなかったのは、努力の方向が違っていたからだと、今ならわかります。

お金が増えなかった本当の理由

「稼ぐ」ことに必死だったのに、手元のお金はなかなか増えませんでした。

しばらくして、やっと気づいたんです。副業のツール代、情報商材の購入費、仮想通貨の損失……収入を増やそうとするたびに、お金が出ていっていたことに。

「収入を上げる努力」が、そのまま「支出の増加」になっていたんです。

それだけじゃありませんでした。焦っているときって、なぜかお金の使い方も荒くなるんですよね。「どうせ副業で取り返せる」という謎の安心感(笑)があったのか、日々の出費もなんとなく緩んでいた気がします。

収入が増えないまま、支出だけが増えていく。そりゃあお金は増えませんよね。

「収入を上げる」と同じくらい、支出を見直すことが大切だった

気づいたのは、家計を本格的に見直し始めてからです。

毎月の固定費、サブスクの整理、食費や日用品の見直し。「節約」というより、「お金の流れを整える」という感覚でやり始めたら、少しずつですが手元に残るお金が変わってきました。

収入を1万円増やすことの難しさを、あれだけ体感してきたのに。支出を1万円減らすことは、工夫次第で意外とできるんですよね。しかも、稼ぐより確実に。

「入口を広げる努力」と「出口を絞る努力」。どちらも同じくらい大切だったのに、私はずっと入口だけを見ていました。

NISAに向き直して、長期投資を本格的に始めることにした

支出を整えながら、投資の方向も見直しました。

これまでもNISAでインデックスファンドを積み立てていたのですが、どこかで「これだけじゃ足りない」「もっと増やす方法があるはず」と思っていて、副業や仮想通貨に目が向いていたんです。

でも今は、シンプルに長期投資に集中しようと思っています。焦って動くより、淡々と積み立て続けるほうが、自分には合っていると気づいたので。

これまでNISAへの積立は月7万円でしたが、6月から月10万円に増やすことにしました。支出の見直しで捻出できた分を、きちんと投資に回す形にしたくて。

劇的な変化じゃないかもしれません。でも、これが今の私にできる、確実な一歩だと思っています。

同じように迷走してきた40代の方へ

副業に挑戦したこと、情報商材を買ってしまったこと、投資で損したこと。全部、「なんとかしたい」という気持ちから来ていたと思うんです。

その気持ちは本物だったし、間違いながらでも動いてきたこと自体は、私は否定したくないんです。何もしなかったよりは、ずっとよかった。あの経験があったから、今の気づきにたどり着けた部分もあると思っているので。

ただ、「努力の方向」は見直せる。それだけはお伝えしたくて、この記事を書きました。

収入を上げることだけに集中していた時期を経て、支出を整えることの大切さに気づき、長期投資に向き直す。派手さはないけれど、これが今の私の「お金との向き合い方」です。

同じように、ちょっと遠回りしてきた40代の方の、何かヒントになれば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました