仮想通貨口座に、寝かせていたお金があった
仮想通貨との付き合いは、もう何年にもなります。最初にビットコインを買って、早々に売ってしまったこともありました。あのまま持っていれば……と今でも思います(笑)。
その後、別で積み立てていた仮想通貨口座が下がり始めたので、一度現金化しました。「もう少し下がったら買い直そう」と思って、ずっと寝かせていたお金です。
でも気づいたんです。またタイミングを読もうとしている自分に。
そこで方向を変えることにしました。このお金を、NISAの成長投資枠に一括投資しよう、と。
NISAの枠って、意外と余っていた
私はいま、NISAのつみたて投資枠で積立をしています。今年の前半は毎月5万円、6月からは10万円に増やします。このペースで続けると、つみたて枠の残りは約25万円になる計算です。
でも、NISAにはもうひとつの枠があって。そう、「成長投資枠」です。年間240万円まで使えるこの枠が、まるまる残っていることに気づきました。
「せっかくある枠を、使わないのはもったいないのでは?」そんな気持ちが、じわじわと育っていきました。
タイミングを読むのは、私には無理だと学んだ
「一括で買うなら、タイミングが大事なんじゃないの?」そう思う方も多いと思います。私もはじめはそう思っていました。
でも、過去の自分を振り返ると、タイミングを読もうとするたびに失敗してきたんです。「もう少し下がってから買おう」と待っているうちに値上がりしたり、逆に「今がチャンス!」と飛び込んだら下がったり。結果、いつも後悔していました(笑)。
そこでようやく気づいたのです。「私にタイミング投資は向いていない」と。これは諦めではなく、自分をちゃんと知ること。40代になって、ようやくそう思えるようになりました。
株式は長期で見れば成長していくものだと、勉強を重ねるうちに信じられるようになってきました。一時的に下がることがあっても、長い目で見れば”誤差”のようなもの。10年、20年先を見据えれば、今日のタイミングに一喜一憂しなくていいと思えてきたんです。
生活のお金は、ちゃんと手元に残る
100万円という金額、決して小さくはありません。「えいっ」と出したあと、生活が苦しくなったら元も子もない。そこはしっかり確認しました。
仮想通貨から引き出したお金を使うので、今の生活費には影響しません。さらに、万が一のときのための生活防衛資金も、十分な額が手元に残ります。交際費や急な出費があっても、積立を続けながら毎月10万円は貯められる見込みもある。そう確認できたことで、気持ちが固まりました。
「早く複利を効かせたい」が、背中を押してくれた
それでも、「一括はこわい」という気持ちは正直ありました。100万円が一度にどこかへ消えてしまうような、不思議な感覚(笑)。
でも、そのときに頭をよぎったのが「複利」の話でした。投資の世界でよく言われる「複利の力」。これは、早く始めれば始めるほど効いてくるもの。成長投資枠が余ったまま来年を迎えるより、今年使えるなら今年使ったほうがいい。「1年でも早く複利を効かせたい」という気持ちが、最後の一押しになりました。
選んだのは、オルカン。楽天証券でスポット購入
買ったのは「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称オルカンです。
投資を学び始めてから、さまざまな本やブログで何度も名前を見てきました。全世界の株式に分散投資できて、コストも低い。初心者の私が「これなら信頼できる」と思える選択肢でした。
楽天証券のNISA成長投資枠で、スポット購入100万円。手続き自体はシンプルで、思ったよりも迷わずできました。
注文が完了した瞬間、なんとも言えない気持ちになりました。「今度こそ育てるぞ」という気持ちと、少しだけドキドキする感覚が同時にやってきて(笑)。しばらくスマホの画面をじっと見つめていました。
これが投資の感覚なんだな、と思いました。正解かどうかは、今はまだわからない。でも、自分なりに考えて、調べて、納得して決めた。それだけは確かです。
同じように悩んでいる40代の方へ
「一括投資って怖い」「タイミングが合わないと損しそう」「そんな大きなお金、動かしたことない」……そういう気持ち、すごくよくわかります。私もずっとそうでした。
でも、勉強を続けるうちに少しずつわかってきたのは、「完璧なタイミングを待ち続けることも、また一つのリスクだ」ということ。そして、長期投資においては「いつ始めるか」より「始めるかどうか」のほうが、ずっと大事だということ。
私は投資のプロでもなんでもない、ただの総務部の48歳です。でも、そんな私でも、自分のペースで少しずつ前に進めています。
もし今、お金を眠らせたままにしている方がいたら、一度「その眠っているお金をどうするか」を考えてみてください。答えは人それぞれだと思うけれど、考えること自体が、きっと次の一歩につながるはずです。
一緒に、学びながら進んでいきましょう。
次の記事では「収入を上げようとして散財した数年。努力の方向を間違えていたと気づいた理由」をお届けします。



コメント